バストアップしたいという願いは、女性の方の多くが抱くものではないでしょうか。しかし、忙しい生活を送っていると、時間を取り分けてバストアップを目指すのは難しく感じます。実はバストアップには簡単な方法もあり、毎日の生活を改善するだけで、時間をかけずに効果が期待できます。

 

この記事では、簡単にできるバストアップ方法を紹介し、バストを大きくすることと、女性ホルモンの関係についても解説しています。

 

バストアップの仕組みについて

バストアップを成し遂げるには、胸が大きくなるメカニズムを知っておく必要があります。

 

バストを大きくするために注意すべきポイントについて考えましょう。バストは1割の乳腺と9割の脂肪から作られており、乳腺を保護するために脂肪が周りについています。乳腺が発達すれば乳腺を保護する脂肪の量も増えるので、全体的にバストは大きくなります。乳腺は女性ホルモンであるエストロゲンの働きで大きくなるので、バストアップを目指すには、女性ホルモンの分泌を増やす必要があります。

 

また胸を大きくすることはできなくても、バストを大きく見せることは可能です。姿勢を正すなど、毎日の生活のなかで意識を変えるだけでも、バストへの変化は期待できます。そこで運動不足や睡眠不足、悪い姿勢など、胸を小さく見せる悪い習慣がないか、確認してみましょう。

 

バストアップを助ける栄養素について

毎日の食生活を改善するだけで、バストアップが実現することもあります。女性ホルモンが多く含まれている食材を覚えて、毎日の食事に含めることをおすすめします。例えば、女性ホルモンであるエストロゲンの働きを助ける作用を持つ栄養素が、キャベツやブロッコリー、レタス、林檎、葡萄、ナッツ類、蜂蜜などに含まれています。ボロンは熱に弱く、火を通すと壊れてしまいます。バストアップ効果を期待するときには、生のままで摂取すると良いでしょう。

 

イソフラボンは女性ホルモンと似た栄養素として有名で、バストアップを助けます。イソフラボンは大豆製品に多く含まれるので、豆腐や納豆、味噌、豆乳、油揚げ、きな粉などを意識して食べると良いでしょう。1日に40ミリグラムから50ミリグラムを目安に取り入れると効果を期待できます。

 

またタンパク質は、女性ホルモンのバランスを整えてくれます。骨や筋肉の元になる体に大切な栄養素なので、毎日の食事に含めることをおすすめします。タンパク質は、肉や魚、タマゴ、大豆などに含まれますが、動物性タンパク質と植物性タンパク質の2種類に分かれているので、2つをバランスよく取ることを心がけましょう。タンパク質を体に取り入れるときには、アミノ酸も共に取ると効果があります。

 

ビタミンCには、クーパー靭帯を作るコラーゲンの生成を促す作用があります。クーパー靭帯はバストを上に引き上げる働きをするので、胸の形を整え美しく見せる効果があります。コラーゲンを作りやすい状況にすると、クーパー靭帯が強まるので、バストを大きく美しく見せられます。ビタミンCは、ピーマンやブロッコリー、菜の花、カボチャ、キウイフルーツ、苺などのフルーツや野菜に多く含まれています。

 

ビタミンEは血行を改善する働きがあり、血行が良くなればバストに栄養が満遍なく届くので、徐々に大きくなります。ビタミンEは、ナッツ類やカボチャ、アボカド、オリーブオイル、ツナ、イワシ、豆乳、きな粉などに多く含まれます。毎日の食事のなかで、これまで上げた食材を使用してサラダなどを作り、一品追加するだけでも、女性ホルモンの分泌が増え、バストアップを期待できます。

 

取り入れたい栄養素と避けるべき成分

料理が苦手な人や食材に好き嫌いがある人は、サプリメントを飲んで、足りない栄養素を取り入れることもできます。もちろんサプリメントで食事を代替することは不可能ですが、栄養バランスを考えて食事を取りながら、足りない分を補うと思えば気軽に使用できます。

 

またバストアップをしたい人は、カフェインやニコチンを減らすことをおすすめします。血流が悪くなると、取り入れた栄養素がバストまで行き渡りません。そのため、コーヒーは少なめに飲み、タバコは可能であれば、やめると体に良いでしょう。

 

女性ホルモンのバランスを乱す要素を避ける

女性ホルモンは、生理の時期に応じてエストロゲンとプロゲステロンが代わる代わる分泌されます。このように一定のタイミングで、女性ホルモンが活発になることで、体は美しく整いバストも大きくなります。

 

しかし、女性ホルモンのバランスは非常に繊細で、内外の要因ですぐに不安定になります。女性ホルモンの分泌が減る理由には、睡眠不足が挙げられ、睡眠時間が少なくなることで、自律神経が乱れます。自律神経の乱れによって、怒りや鬱の状態が増え、肥満や肌荒れが起きやすくなります。自律神経が不安定になると、女性ホルモンのバランスも乱れます。そのため、睡眠時間は7時間から8時間を目安にして、遅くとも夜12時までには寝ることを心がけましょう。

 

何もないところから女性ホルモンができることはないので、女性ホルモンを分泌するには栄養源が必要です。女性ホルモンに重要なのは、タンパク質やビタミン類で、日本の食生活では不足しやすいと言われています。注意点として、バストアップを促すサプリメントの飲み方を間違えると、女性ホルモンのバランスが不安定になり、バストが縮んでしまうケースもあります。サプリメントの多くが、エストロゲンの働きを助ける作用を持つか、エストロゲンと酷似した動きをします。

 

しかし、このサプリメントを生理のまえに飲んでしまうと、ホルモンのバランスが崩れてしまうので注意が必要です。そのため、サプリメントは生理の終わり頃に飲むのがベストで、説明書や注意書きの用法や用量を参考にして取り入れましょう。

 

まとめ

女性ホルモンはバストアップをする上で重要な要素ですが、不健康な生活を続けていると女性ホルモンのバランスが乱れ、分泌される量も減ります。サプリメントを飲んで補うこともできますが、基本的には食事や睡眠など毎日の生活を改善することが大切です。