わたしたちの生活に必要不可欠なパソコンやスマートフォンですが、悪い姿勢で使用していると、元気がないように見られたり、実際の年齢よりも上に見られたりすることがあります。

また肩こりや腰痛などを引き起こすこともあります。

姿勢が悪くなると、体全体の血行も悪くなるので、胸に栄養が行きわたらず、バストアップも阻まれてしまいます。

この記事では、姿勢とバストの関係について解説し、姿勢を良くすることの利点や姿勢を改善するストレッチについて紹介します。

悪い姿勢はバストに影響する

近年ではスマートフォンやパソコンを頻繁に使う生活だけではなく、新型感染症の影響で在宅ワークをする機会が増えたため、猫背になる人が大勢います。スマートフォンの画面を見ているうちに、視線が下がったり、肩が丸まったりしてしまうこともあるでしょう。

マッサージに行くとスマホ首やストレートネックといった言葉を耳にするかもしれません。また悪い姿勢でスマートフォンを使ったり、テレワークが続いたりすると肩こりで悩む人もいます。

仕事や生活になくてはならないスマートフォンやパソコンですが、使用するうちに姿勢が悪くなり、ぽっこりお腹になってしまう可能性があります。バストもお腹の肉に向かって下がっているかもしれません。

 

胸を張れと言われるように、肩を開き正しい姿勢を保つと、何もしなくてもバストトップの位置が高くなるのがわかるでしょう。

肩を丸めた姿勢から、肩甲骨を真ん中に寄せるように肩を開くだけで、バストに大きな変化があります。

正しい姿勢を維持し続ければ、上向きのバストが手に入り、猫背の悪い姿勢をしていれば、垂れ下がったバストを維持することになりバストアップも望めません。

正しい姿勢を保ってバストアップ

肩を開いて胸を張った姿勢を保つコツは、体幹を鍛えるストレッチを行うことです。

しかし、トレーニングやストレッチを継続することは多くの人にとって困難です。また、スマートフォンやパソコンを使用しているときには、正しい姿勢を保てなくなりがちです。

 

毎日正しい姿勢を維持することが困難と感じている人は、上向きバストを維持してバストアップできる下着を身につけると良いでしょう。

肩を開いて胸を張った姿勢を続けると、肩甲骨が体の真ん中に引き寄せられます。

この肩甲骨の引き寄せを補正下着によって助けてあげれば、自然に正しい姿勢を維持できます。正しい姿勢を保てればバストアップ効果も期待できます。

 バストアップを目指して姿勢を良くする

姿勢が悪くなる要因として、筋肉が緊張するという問題があります。そのため、筋肉の緊張をほぐすことで、悪い姿勢が改善されます。

また、普段の歩き方も悪い姿勢につながってしまうので注意しましょう。下を見ながら小股で歩く人は、猫背になってしまいバストアップが遠のきます。

そして、姿勢を改善するためには、座り方を直す必要もあります。特に事務仕事がメインで、仕事のときに座る時間が長い人は、いすに座る前に前かがみの姿勢を取り、いすにお尻だけ乗せ、ゆっくりと上半身を起こしながら坐骨に体重をかけることを意識しましょう。

上半身を緊張させずにリラックスさせることが、正しい姿勢とバストアップには大切です。

筋肉を付けて姿勢を正す

悪い姿勢から正しい姿勢に戻すためには、筋肉を緊張させないことが大切です。しかし、全身の筋肉が緩んでしまっては、正しい姿勢を維持できません。そのため、臀部に筋肉を付けることを心がけましょう。

ストレッチのやり方は、まず、いすに浅く腰かけます。それから顔の前で両腕を組み、お尻を浮かせて両腕を前に突き出します。この状態を10秒間維持して元に戻します。

もし太ももの前側が痛ければ筋肉に刺激があった証拠です。

事務仕事の人や、座る時間が長い人は、空いた時間でチャレンジしてみてください。

 

また机やいすの高さが体に合っていないと、姿勢が悪くなりがちです。上半身に力が入らない机といすの高さに調整しましょう。

いすに座ったときにひざと股関節が90度になる状態が理想です。

さらに、姿勢を正してバストアップしたい人は、整骨院やエステに通って施術を受けることも可能です。施術者も、普段の生活でできるストレッチなどを教えてくれるでしょう。

バストアップに影響を与える肩甲骨はがしのストレッチ

長い時間パソコンを使用していると、前かがみの猫背が癖になってしまい、肩周りの筋肉が緊張して、肩甲骨の動きが鈍ります。

肩甲骨はがしのストレッチをすれば肩が動く範囲が広がるので、姿勢が改善されて下がった大胸筋が上を向きます。

バストをしっかり支えられるように、肩甲骨はがしのストレッチを続けていけば、バストアップにも効果があるといわれています。

また大胸筋の周りの筋肉を鍛えて、脂肪を燃やすこともバストアップに良い影響を与えます。

肩甲骨はがしのストレッチは無理なくできるので、毎日少しずつ行うようにしましょう。

ストレッチで猫背を改善してバストアップを目指す

背中上側の左右にある肩甲骨は、鎖骨と関節で繋がっている骨です。筋肉とも繋がっており、腕を上下に動かすときや腕を回すときに、滑らかに動けるように肩を支えてくれます。

しかしパソコンを使用した事務仕事を長い時間行うと、自然に前かがみの姿勢になり、筋肉が緊張して固くなって、肩甲骨の動きが鈍くなります。

また肩甲骨を支える筋肉も、年齢と共に衰えていきます。健康な人であれば、鎖骨と繋がって体から浮いているはずの肩甲骨が、支えをなっくして体の内側へと傾いてしまい、猫背が悪化します。

猫背の状態が長くなると、胸を支える大胸筋が下へと下がってしまうので、バストを支えきれずに垂れたバストになります。バストが垂れることで、胸の脂肪が脇やお腹へと流れて、形が崩れたりバストが小さくなったりする可能性もあります。

これらの症状を改善するために、毎日ストレッチをすれば、肩甲骨の動きが滑らかになり、背中の筋肉もほぐれて強くなるので猫背の改善が期待できます。

正しい姿勢を維持できれば、大胸筋が引っ張られることもなくなり、血行が改善されてバストに栄養が届きやすくなります。結果的にバストアップが期待できます。