女性であればバストを大きくしたいと思っている人も多いと思います。
胸のサイズは、生まれたときから決まっていると考え、専門のクリニックで施術を受けない限り改善できないと思う人もいるようです。しかし、食事を改善するなど生活習慣の見直しでも、バストアップできる可能性が高まります。バストアップを目指していても、具体的にどのようなことをしたら良いのか分からない人も多いことでしょう。

 

健康を維持するには、食事で必要な栄養素を取り入れる必要があるように、バストアップに効果がある栄養素を摂取する必要があります。この記事では、バストアップに効果をもたらす栄養、とりわけタンパク質を取り入れる方法や注意点について紹介しています。

 

食事を改善するだけでバストアップができるのか

食品のなかにはバストアップに効果をもたらす栄養が含まれているので、多く摂取することでバストアップを期待できます。
しかし、バストアップに影響がでる食ベ物ばかりを取り入れると栄養が偏り、健康に問題が出る恐れがあります。

 

食事を取るときには、栄養のバランスに注意して、そこにバストアップに影響を与える食材を加えることが重要です。
食事だけでは望むような効果が出にくいので、バストアップを促すために食事の改善を行い、それにプラスして、他の方法も併用することをおすすめします。

 

バストアップに影響を与えるのは女性ホルモン

バストアップを目指すときには、女性ホルモンのエストロゲンを多く摂取することが大切で、このホルモンは女性の胸を大きくする作用があると言われています。胸を大きくする要素は、乳房にある乳腺とその周りについている脂肪の量で決まります。乳腺は赤ちゃんが必要な栄養や免疫を高める母乳を作る部分で、乳腺を保護するために周りが脂肪で覆われています。

 

脂肪は乳腺が太いほど多くなる傾向があり、乳腺はエストロゲンの分泌量が多いほど太くなります。
そのため、バストアップをするには、乳腺を太くする女性ホルモンの分泌を高めたり、その働きを促進することが重要です。

 

バストアップとタンパク質の関係について

肉類に多く含まれるタンパク質は三大栄養素の一つで、日本食には足りないと言われています。
タンパク質は筋肉を大きくする働きがあります。バストそのものは脂肪で構成されていますが、その下にある大胸筋という筋肉で支えられています。

 

大胸筋が大きくなると丸く膨らむので、大胸筋を強めればその上にあるバストも自然と持ち上がり、見た目のボリュームが上がり、上向きの美しい形のバストが手に入ります。
女性ホルモンもバストアップには欠かせないですが、子宮内で作られ月経のときに多く分泌されます。女性ホルモンはタンパク質が素になっているため、タンパク質を多く摂取すれば、女性ホルモンの分泌も多くなり、胸の周りの筋肉が大きくなるだけではなく、肌質を良くする効果も期待できます。

 

タンパク質は鶏肉に多く含まれる

鶏肉はタンパク質が多く含まれ、低カロリーの食材ですが、部分によって栄養素が変わります。
タンパク質が高い部分はむね肉、低カロリーの部分がささみと言われています。そのため、バストアップを望んでいる人はむね肉を多く摂るようすれば、ダイエットもできるので効果的です。

 

鶏肉には皮が付いていますが、皮を取り除けば脂質やカロリーを減らせる分コラーゲンが減るので、皮を付けるか、除くかは状況によって決めると良いでしょう。鶏肉は料理するときに固くなったりパサつくため、嫌う人も多いようです。
むね肉やささみは、下ごしらえで軟らかくなるため、小麦粉や片栗粉を鶏肉にまぶすことをおすすめします。
時間が十分にあるときには、ヨーグルトか塩こうじに一晩漬けておくと、柔らかく歯ごたえのある仕上がりになります。

 

タンパク質の摂取と運動を同時に行う

鶏肉を食べてタンパク質を摂取すれば、肌質を良くしてバストアップの効果もある程度望めますが、筋肉を強める点では食べているだけでは十分とは言えません。
バストを支える大胸筋は、普段はあまり使用しない筋肉なので、強くするにはタンパク質の摂取と筋肉トレーニングを併用させましょう。鶏肉を食べれば細胞の新陳代謝が速まるので、バストアップの効果が高まり、毎日の運動も同時に行えばさらに効果が高まります。

 

手軽にタンパク質を取り入れたい人にはプロテインがおすすめ

体の60パーセント以上は水で出来ていますが、残りの40パーセントは、タンパク質で出来ています。
体の細胞は毎日新しくされ、古い細胞が破壊されて、新しく生まれ変わるので、細胞を作るための栄養素であるタンパク質は重要です。バストアップに関わらず健康を維持するめには、体重の0.1パーセントに当たるタンパク質を、毎日摂った方が良いと言われています。

 

健康にとって大切な栄養素であるタンパク質も、生活の乱れやバランスの偏りによって、体に必要なだけの量が取れなくなるので、プロテインのサプリメントを飲む人が増えています。プロテインのサプリメントを水や牛乳に溶かして飲むことで、体に足りないタンパク質を補うことができ、全身の代謝も正常になるので、筋肉が発達しやすくなるのです。

プロテインは体に必要な栄養のサプリメントとも言えるので、バストアップにも効果をもたらし、使用を勧めるクリニックも多くみられます。

 

プロテインの過剰摂取に注意する

タンパク質は体に大切な栄養素なので、むやみやたらに摂取するケースも見かけますが、必要以上に摂ると腎臓などの内臓に負担がかかるので、注意しなければなりません。タンパク質については、既定の摂取量というものはありませんが、普段からプロテインを使用している運動選手の人でも、体重1キロあたり約2グラムの摂取量を目安にしています。

そのため、多く摂取しすぎると健康に悪影響を与える可能性が高まります。

 

元々プロテインは栄養補助のサプリメントとして販売されているので、基本的には毎日の食事だけでタンパク質を取ることが重要です。毎日の食事のなかに肉や魚などを含めていれば、タンパク質の摂取量が少なくなるという事態は避けられるので、バランスの取れた食事に気をつけることが重要です。