バストアップは、胸の大きさや形を気にする女性にとって重大なテーマです。できれば美容整形で手術はせずに、自分で簡単にバストアップできる方法はないか、悩んでいる女性も多いと思います。手術をしなくても、バストアップに効果をもたらす食べ物があります。スーパーマーケットでも買える食べ物ばかりなので、簡単に摂取できます。毎日の食事を工夫するだけで、バストアップが期待できるかもしれません。この記事では、バストアップに効果を与える食べ物と栄養素、女性ホルモンの分泌を助ける栄養素について紹介しています。

 

◼︎食事と女性ホルモンの関係

バストを大きくする栄養素を含んだ食べ物を、定期的に摂取すれば、バストアップを期待できますが、食事は体を作る上で大切なので、バストアップばかり考えて栄養素を選ぶと、取り入れる栄養素に偏りが起こり、健康を害する恐れもあります。それで食事のときは、バランスを整えて、そこにバストアップを高めてくれる栄養素が含まれる食材を少し加えることが重要です。食生活を改善するだけでは、希望する効果が出るとも限らないので、バストアップを早めるという認識で食事を改善して、それと平衡して他の方法も行うと高い効果を期待できます。

 

バストアップには女性ホルモンのエストロゲンが欠かせません。エストロゲンは女性の胸をアップさせる働きをします。バストの大きさは、乳房にある乳腺と、それを覆う脂肪の量で決まります。乳腺は赤ちゃんに必要な栄養や免疫を与える母乳を作るところで、乳腺を守るために脂肪が付きます。脂肪は乳腺が太いほど多く付く傾向があり、個人差はあるものの、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が多いと発達して太くなります。そのため、バストアップを成功させるには、乳腺を発達させる女性ホルモンを増やすことや、その働きを助ける栄養素が欠かせません。

 

◼︎バストアップを助ける栄養素

タンパク質はバストアップだけではなく、わたしたちの体を作る上でなくてはならない栄養素の一つです。張りがあるバストを保つためには、クーパー靭帯と大胸筋が重要ですが、タンパク質を取ることでこれらの部位を強化できます。またタンパク質は、女性ホルモンの分泌を促す作用もあります。さらに、アミノ酸もタンパク質を合成する上で大切な栄養素です。

 

大豆イソフラボンは、体のなかで女性ホルモンに似た働きをし、乳腺や脂肪を大きくしたり、丸みのある女性らしい体に整える作用があります。ボロンも女性ホルモンの働きを活発にして、乳腺細胞を増やしてくれます。さらに大きくなった乳腺に脂肪を付ける働きをします。なおボロンは胸の周りの脂肪だけを増やしてくれます。胸を大きくする栄養素を届けるためには、血液の流れをよくする必要があり、ビタミンEは血行を良くする働きをします。また、ミネラルにはタンパク質やビタミンの働きを助ける大切な役目があります。ミネラルは体のなかでは作られないので、食事を通して摂取すべき栄養素です。

 

◼︎女性ホルモンを多く含む食べ物について

女性ホルモンの働きをサポートすることで、バストアップの効果を期待できます。例えばボロンは、女性ホルモンのエストロゲンを多く分泌してくれますが、キャベツに多く含まれる栄養素です。キャベツ以外にもリンゴや葡萄、ハチミツ、ブロッコリー、ナッツ類にも含まれます。イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをしますが、大豆に多く含まれています。そのため、大豆由来の食品を食べても効果があり、納豆や豆腐、豆乳、味噌などを積極的に摂取すると良いでしょう。

 

バストアップに効果がある栄養素を、手軽に摂取する上でサプリメントもおすすめできます。イソフラボンや、ビタミンB群や亜鉛のような、女性ホルモンの分泌を助ける成分を簡単に摂取できます。ただし、サプリメントは栄養を補助する食品なので、方法や容量をよく確認せずに大量に摂取してしまうと悪影響があります。また整理の期間中は接収を控えた方が良いでしょう。通常は毎日の食事で必要な栄養をまかない、補助食品としてサプリメントを取り入れることをおすすめします。

 

◼︎バストアップには脂肪が必要

女性ホルモンと直接的な関係は無いものの、バストアップには脂肪も大切な栄養素です。バストの9割は脂肪でできているので、脂肪が増えないと乳腺が発達しても大きな胸にはなりません。しかし脂肪を取りすぎると、肥満になりやすいので、バストアップを助けながら肥満になりにくい、質の良い脂肪をとることを心がけましょう。質の良い脂肪は、体を作ることに加えて、基礎代謝の速度を上げてくれる食品に含まれており、アボカドやココナッツオイル、オリーブオイル、ナッツ、たまごなどに含まれます。

 

◼︎バストアップを目指す上で食べ物以外に取り入れるもの

バストアップするために、食事だけを改善しても、思うような結果が出ないケースもあります。そのため、バストアップに効果をもたらす習慣も合わせることで、より高い効果を期待できます。例えば、血行を改善すると、食事で摂取した栄養がバストに届きやすくなるので、バストアップの効果が高まります。もし毎日シャワーで体を洗っている女性は、湯船に浸かるようにすると、血行を促進できます。目安としては、40度から42度のお湯に5分から10分ほど浸かると良いでしょう。

 

リンパの流れが悪いと、食事で取り入れた栄養がバストまで回りません。しかし、リンパマッサージをすることでリンパの流れを改善し、バストまで栄養が行き渡るようになります。リンパマッサージをするときには、鎖骨の内側に両手の指を当てて、鎖骨に従って軽く力を入れて外側に向かって指を滑らせます。この動作を10回ほど繰り返せばリンパの流れが良くなります。なお、マッサージをするのにベストなタイミングは、血液の流れが良い風呂上がりのタイミングです。そのまま皮膚を触ると、表面を引っ張ったり、摩擦で衝撃を与えてしまうので、オイルやクリームなどを使用して滑りを良くしてから行うと良いでしょう。毎日続けていけばリンパの流れを改善できるので、可能な限り1日1度を目途に行うと良いでしょう。